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2025.05.26幼稚園だより
2025年度 マリア祭0523①(全学年)
5月23日(金)マリア祭。園のお母さまである“マリアさま”に感謝の気持ちを伝える大切な行事になります。子どもたちはそれぞれの学年で準備を重ね、この日を迎えました。年長児さんたちは、マリアさまにお捧げする「ゆりの花」を紫色の折り紙で折りました。一人の子が先にゆりの花を折り始め、他の子たちが教えてもらいました。自分だけで終わらせず、友だちと関わりながら一つのものを作りあげていくその様子から、子どもたちの中にある優しさや協力の気持ちが育っていることを感じます。年中児さんたちも、年長児さんたちから刺激をもらって、マリアさまにプレゼントする「ゆりの花」を折りました。マリア祭当日、自分で折ったゆりの花を手に持ち、正門から入ってくる年長児さんたち、マリアさまへの思いが伝わってきました。満3歳児や年少児さんたちも、マリア祭に参加しました。お兄さんお姉さんたちの姿を見て、「お祈りをする」「静かに座る」といったことを学び、感じ取っている様子も見られます。星の杜中学校・高等学校のともき先生が、マリアさまのお話をしてくださいました。「大切なものは目には見えないけれど、心や気持ちは伝わる」というお伝えに、耳を傾ける子どもたち。マリア祭終了後は、マリアさまに「ありがとう」と心を込めてご挨拶をし、お部屋へ。マリア祭は、感謝の気持ちを表すと同時に、人とのつながりや思いやりの心、そしてお祈りの時間の大切さを学ぶ、子どもたちの心の育ちに深く関わる行事。この経験が、子どもたち一人ひとりの中で優しさや思いやりの芽となり、今後の成長につながっていくことを願っています。