10月3日（金）楽しみにしていた SL（蒸気機関車）列車体験。園バスに乗り真岡駅へ向かう道中、バスの車内はSLの話題でいっぱい。子どもたちの胸は期待でふくらんでいる様子です。SLの形をした真岡駅が見えると、「見えたよ！」と大興奮。まずは 真岡駅隣りのSLキューロク館 に行き、D51の前で記念撮影をしました。D51の近くに行くと、係の方から「線路のレールは油があるから踏まないようにね」と教えていただき、その言葉を守りながらD51のすぐそばまで進み、興味深そうに見学する子どもたち。次に真岡駅の構内へ。ほかの利用客の方々に迷惑をかけないよう一列になって歩く姿に、子どもたちの成長を感じました。そしていよいよ、待ちに待った SLへの乗車です。遠くから近づいてくる黒く輝く車体の迫力に「わぁ！」「かっこいい！」と歓声が上がります。客車に乗り込むと、シュッポー、シュッポーという力強い音とともに列車が動き出し、石炭の燃える匂いがほんのりと漂いました。五感で感じ取りながら、昔の乗り物の世界を体験します。車内では「お休みの友だちも一緒に来たかったね！」と話す姿もあり、子どもたちの優しさが感じられました。はじめてのSLの乗車に怖がる子も見られましたが、徐々に慣れたようです。真岡駅から七井駅までの道のりでは、景色を楽しんだり、沿線の人に元気に手を振ったりする姿が見られました。下車後には、「黒い煙が出ていたね！」「かっこよかった！」と感動の声がたくさん。本物のSLに乗車した経験は、子どもたちにとって大きな喜びと感動にあふれた一日となりました。関係者の皆さま、ありがとうございました。