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2025.10.05幼稚園だより

2025年度 園外保育0924(年長児)①

9月24日(水)心地よい秋風の吹く中、清原南公園へ園外保育に出かけました。朝から子どもたちは「どんぐりたくさんあるかな?」「きれいな葉っぱ見つけたいな!」と胸を弾ませて登園してきました。園バスに乗り込むと、あちこちから楽しげな声が聞こえ、出発の時からワクワクが止まらない様子です。公園には秋の自然がいっぱいありました。木々の葉は少しずつ色づき始め、足元にはどんぐりや黄色や赤に染まった落ち葉がたくさん落ちていました。子どもたちは夢中になって秋探しを始めます。「あっ!とちの実だ!」「緑のどんぐりだ!」「こっちは帽子がついてるよ!」と次々に見つけ、友だちと嬉しそうに見せ合っていました。固定遊具でも思いっきり体を動かし、ブランコを待つ間にも自分たちなりの遊びを生み出していました。傾斜を使ったリレーをみんなで行ったり、落ち葉の山をサクサクと踏みしめて感触を楽しんだり、自然の中で遊びをつくり出す姿は、とてもいきいきとしていました。拾った木の実を手に「次に行く年中さんや年少さんたちに教えてあげよう!」と話す子どもたちの姿も見られ、優しい気持ちや思いやりの芽が感じられました。帰りの待ち合わせの場所では、運転手さんが「おかえり」とあたたかく迎えてくださり、嬉しそうに「これ見て!」とどんぐりやとちの実を見せる子どもたち。たくさんの秋のお恵みとともに、心にも素敵な思い出を持ち帰ることができた一日となりました。自然の中で五感をたっぷり使いながら季節の変化を感じ、友だちと一緒に見つける喜びや分かち合う楽しさを味わう、そんな豊かな時間を過ごすことができました。