10月20日（月）年長児たちが楽しみにしていた八幡山公園への遠足に出かけました。朝方まで雨が降っていたため、実施するかどうか判断に迷いましたが、子どもたちがとても楽しみにしていましたので、天候の回復を信じて出発することにしました。園から約11キロ離れた八幡山公園へは園バスで約30分ほど。車内では「どんな動物がいるかな？」「遊具でたくさん遊びたい！」と、話題は公園のことでいっぱいでした。到着すると、まずはタンチョウやウサギ、ポニーがいる動物舎へ向かいました。園内の表示を読みながら、動物の名前を友だち同士で教え合う姿や、動物たちを驚かせないように静かに観察する姿が見られ、優しい気持ちが育まれていることを感じました。その後は、アドベンチャーブリッジを渡って、「アドベンチャーU」へ。雨で遊具が濡れていることを予想し、ぞうきんを持参しました。やはり遊具が濡れていたため、すぐに拭いて安全に遊べるように対応しました。大型滑り台では、何度も滑っては笑い声が響き渡り、元気いっぱいに体を動かしていました。遊具だけでなく、トンボを追いかけたり、石の上でバランスをとったりと、自然の中で自分たちで遊びを見つける子どもたち。お昼には待ちに待ったお弁当タイム。外で食べるお弁当は格別で、「おいしい！」と笑顔いっぱいで頬張る子どもたちの姿が見られました。時折見られた晴れ間の中、一列になって歩いたり、他の来園者に配慮したりする姿からも、子どもたちの成長が感じられました。秋の自然の中で友だちと過ごした時間は、子どもたちにとってかけがえのない思い出になったことでしょう。