11月9日（木）子育て講座、第２回目を開催しました。講師は、大日本茶道学会 宇都宮支部 支部長　戸倉哲仙氏（養志庵 指導者）と鈴木麻衣氏（年長児の保護者）です。朝10時から準備してくださって、お遊戯室は特別な空間（茶室）へと変わりました。掛け軸、花、茶器などから、秋の季節をより感じられます。「茶道体験」のねらいは、日本の伝統文化である「茶道」に触れ、茶道を通して安らぎと癒しの時間を過ごすこと。子育て真っただ中で、安らぎや癒しの時間をとることが困難なお母さま方にピッタリの講座です。まずは、茶道の礼儀、抹茶の点て方（茶筅をグルグル回さずに前後に振ること）などを、簡単にレクチャーしていただきました。その後、自分で抹茶を点てることにチャレンジ。気泡の少ないきめ細やかなクリーミーな泡の抹茶になりました。季節の美味しい和菓子（菊の紋入りのお饅頭 “菊華薯蕷” ）をいただき、美味しい抹茶を味わって、幸せな気持ちに。皆がリラックスできるよう楽しいジョークを混ぜながら、茶道の心得（「心のこもった挨拶」「おもてなしの心」「相手を気遣う心」「ていねいな所作」「ありのままを受け入れる」「動じない心」など）を哲仙先生からご教示いただきました。“茶道の心得” を意識して生活することで、より人間性が磨かれると思います。そして、“茶道の心得” は子育てにも生かせるもの、お母さま方も感じられたことでしょう。哲仙先生、麻衣先生、素晴らしい時間をありがとうございました。