11月29日（水）子育て講座④「親子の関わり方について」～カトリックの視点から～を行いました。講師は、星の杜中学校・高等学校　教諭（宗教科・社会科　入試課リーダー）の高野友喜先生です。はじめは、カトリック学校の教育観 「神さまはいつもあなたと一緒にいてありのままのあなたを受け入れあなたを愛し慈しんでくれています」について、お伝えいただきました。カトリック（キリスト教）の教育観は、子どもたちの人間的基礎（生きる力の基礎）を育んでくれることを確信しています。次に、創世記（１章～2章4節）、「地の塩   世の光」 マタイによる福音書（5章13～16節）、「種まきのたとえ」 マルコによる福音書（4章2～8節）、「タラントンのたとえ」マタイによる福音書（25章14～29章）など、お伝えいただきました。分かりやすい言葉で説明していただくことにより、聖書の言葉の意味を理解することが出来ます。また、渡辺和子シスターの著書「置かれた場所で咲きなさい」幻冬舎より、「価値観は言葉以上に実行している人の姿によって伝えられる。」（子どもに何かを伝えるのに言葉はいらない。ただ誠実に努力して生きていくだけでいい）、「子どもは親や教師の『いう通り』にならないが、『する通り』になる。」（同じ事柄でも価値観によって受け取り方が変わる。子どもには愛と思いやりのある価値観を与えたい）をお伝えいただきました。渡辺和子シスターの言葉が心に沁みていきます。“今の居場所で自分を活かすことが大切なこと” を改めて思います。二児（小４・小2）の父親でもある友喜先生、“カトリックの視点・親の視点” から、子どもに関わる上で大切なこと、人生のヒントになることをお伝えいただきました。素晴らしい時間をありがとうございました。